ピカコン
特許 第3768188号
平成22年度NETIS登録技術
活用ランキング全国1位を取得
ピカコンとは?
通常のコンクリートは、容積比で3~6%の気泡が含まれています。その上に、自然混入される気泡があり、型枠内に打設したままで硬化させた場合には、コンクリート表面に多数気泡痕が残ります。従来は、コンクリート打設後に回転式又は振動式のバイブレーターの先端に薄い鉄板に穴を多数あけた、気泡抜き取り装置を使用していたが、思わしい結果が現れず苦労していました。
コンクリート気泡抜き取り器具「ピカコン」は打設時に手作業のみで、コンクリート表面の気泡痕を大幅に減少させる事ができます。先端部は、長さ550mm.φ3.5mmのピアノ線を幅240mmの間に16本を櫛状に配列した構造で、コンクリート打設後型枠表面に沿って差込みゆっくりと引き上げる事により、コンクリート表面の気泡を容易且つ確実に抜き取ることができます。
ピカコンの効果
- 環境
- 手作業のみの施工であり、電気機械等を使用せず、省エネルギー対策となる。
- 品質
- コンクリート打設後の仕上がりを美しくし、完成度を高める。
- 工程
- 気泡痕の補修作業に関する時間と費用を大幅削減できる。
- 経済
- 特殊作業員を必要とせず、安価である。
- 安全性
- 機械等を使用せず、施工の安全性が確保される⇒漏電、感電の心配不要。
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あばたのできる原理
図のように、生コンを打設した後ブリーディング水と一緒に内部の気泡が、上昇します。この気泡が、型枠表面に残ったものが気泡痕であり、表面にミミズが這った後のようなスジができたものは、ブリーディングの影響で、できたものです。
(*注.ブリーディング水は、打設後天端に浮き出たものが、型枠との隙間に流れ込んで、スジ状に残る事もあります。) -
ピカコン使用実験
二値化処理によりピカコンを使用した場合と、しない場合の試験結果です。ピカコンを使用と未使用ではこれだけの差があります。
型枠勾配 45度・60度・90度で試験したものです。
ピカコン商品一覧
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