徳島県三好市に本社を構え、土木工事や建築工事など幅広く施工する総合建設会社です。
現場作業から技術管理までの全てを直営施工とし、豊富な実績とノウハウで国交省や各市町村から多くの工事をカバーしています。
社名の由来である「山の全てに携わる」の信念のもと、山崩れ復旧工事や、土砂崩れを防止する法面工事、河川の周辺環境を安定させる堰堤工事など、自然環境を守るために当社の事業は災害リスクを軽減し、地域の暮らしに貢献しています。
保有する設備もトップクラスで、全国にも数少ない特殊な建設機械も保有しており、他社では請け負えないような工事でも受注できる体制を構築しています。
また、弊社の強みとして新技術の開発にも力を入れており、弊社が開発した新技術特許関連商品については、全国に発信し、現場生まれの新しい技術として多くの建設現場で活用されています。

山全には現状に満足せず改善を続ける社風があります。当社が保有する特許は社員発信。現場の不便や業界の常識への疑問を基に新製品や技術開発が行われており、特許に発案者の名前が登録されています。常に高品質の建築物を造り続ける姿勢は評価され、2020年には国交省から3年連続となる工事成績優秀企業の表彰を受けました。働く環境も変革中です。ICTを取り入れて現場管理の効率を高め、残業はほぼゼロ。女性の施工管理職も活躍しており、2019年にはくるみんマークを取得しました。子育て育児をしやすい環境を整え、有給取得しやすい仕組みを定着させています。建設業は大変というイメージを過去のものにするため、山全は走り続けます。

当社は自然と人間が共存するための活動「カーボン・オフセット」を実施しています。具体的には、CO2を吸収するスギ間伐材を利用したログハウス「らくーだハウス」の開発や、徳島・兵庫・愛媛など営業所のある地域での植樹ボランティア、CO2の排出量そのものを抑えるハイブリット重機の活用などです。根底にあるのは、それらの活動を通して、環境に配慮し、気候変動や災害を改善したいという思い。私たちの地元を悩ませる地すべりの減少にも繋げたいと考えています。平成27年には地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しました。自然と人のベストバランスを保ち新しい建設工事モデルを確立することが目標です。